2015年1月25日日曜日

DoubleDecaDelayの魅力


みなさんこんにちは!
かなり遅めの、あけましておめでとうございますですね!
2015年も、KORG STUDIO EXTREMEを宜しくお願い致します!

今回はVOX DoubleDecaDelay(以下DecaDelay)を取り上げたいと思います。
正直、ディレイというのはメーカーごとの差がわかりづらいエフェクトのひとつ。
歪みなどは結構わかりやすいのですが・・・、ディレイって基本的に原音からのサウンドですよね。


さて、本題に移りましょう。
はっきり言います、DecaDelayはびっくりするようなトンデモエフェクトは搭載されておりません。

最近のデジタルディレイにありがちなリバースディレイやテープ系ディレイ、
ましてや使い道のわからない数十秒程もの超ロングディレイなど、余分なモードは一切排除。

ショートディレイ(最長0.3秒)、ロングディレイ(最長0.9秒)、Bothディレイの3タイプのみという潔さです。
(Bothディレイとはショートディレイとロングディレイに使われているBBD素子を使い、リバーブを加えたようなディレイエフェクト)

さらに、このデジタル最盛期アナログ枯渇時代にBBD素子をおしみなく投入。
アナログにこだわりをみせるVOX、私は大好きです。

さて、”音”というものはいくら言葉で説明しても、実際に聞いてみないと伝わりません。
音源をご用意いたしました、ロングディレイ、ショートディレイ、Bothディレイの順にお聞きください!



うん!いい音!
アナログの音はデジタルとは全然違いますね、録音からでもディレイ音の温かみが伝わってきます。

数時間DecaDelayを使って魅力的に感じたのは、やはりデジタルには出せない音。
もちろんこの部分に関しては賛否両論あり、
デジタルの引き出しの多さ
アナログの音質の良さ
どちらを選択するかは人それぞれ。

大は小を兼ねるという意味ではデジタルに軍配があがります。
が、ミュージシャンたるもの音のクオリティで勝負したい所!
アナログの個性を、あなたの音楽性に加えてみてください!

村山