2014年4月6日日曜日

セルフレコーディングのススメ 其の一 アコギREC



みなさんこんにちは!

既にHPの方でも告知されておりますが、4月から当スタジオの料金体制が変更になっております。
各部屋一時間100円の値上げですが、個人練習での料金は引き続き、お一人様500円/hです!

代わりといってはなんですが、同時に4月から3時間 5,000円のスペシャルプライスサービスも開始しています!
(4月限定B,Cスタジオのみ、詳しくはこちら)

是非、ご活用ください!


さてさて、そんなロングパックですが、みなさんはどの様な用途で長時間スタジオに入られますでしょうか。
広い部屋を利用してのゲネリハや曲の完成度をあげるための集中練習、セッションでのご利用など様々だと思います。
そのひとつに、「セルフレコーディング」という用途で長時間ご予約をされるお客様が増えてきています。


セルフレコーディング」とは一体なんなのか?

今回はそんな疑問や、簡単な知識についてシリーズを通してご紹介していきましょう!

ではまず、「セルフレコーディング」というシステムについてざっくりとみていきましょう。
他のスタジオのレコーディングサービスとの大きな違いは、
マイクの選択、セッティングなど全てお客様にて行っていただく事にあります。

マイクはもちろん録音媒体やソフト、更にはケーブルやマイクスタンドまでもお客様にてご用意していただく必要があるのです。
(※一部マイクは有料、ケーブル、スタンド、オーディオインターフェイスなどは無料で貸し出ししております)


レコーディングすること自体はそこまで難しいことではありません。
いわば、マイクを立て、接続し、録音開始ボタンを押すだけなのですから。
その知識さえあれば、だれでも簡単に録音ができるということです。
故に録音業者に委託するよりも遥かに安くすみ、気の済むまで何度もスタジオに入りレコーディングしていただけます。
(スタジオ料金+マイク料金)

「本格的なレコーディングがしたいが、費用はなるべく抑え、
自分たちのペースで録音したい。」
「最初から最後まで完全なるオリジナル音源を作成したい。」
といったご要望のお客様にはぴったりのプランとなっております。



しかし、いくら言葉を連ねても百聞は一見にしかず。魅力は伝わりにくいかと思います。
そこで、動画の方をご用意いたしました。

Mic:SONTRONICS STC-1

Guitar:PRS Angelus Cutaway

InterFace:Focusrite SaffirePRO40



いかがでしょうか。
実は、録音した部屋は防音室でもなんでもないですし、
薄くリバーブ、コンプレッサーをかけるだけでこんなにも高音質な音源ができてしまうんですね。SONTRONICS、驚きです。

レコーディングの方法はエンジニアごとに千差万別で、
特に生楽器の録音に関してはそのエンジニアの”センス”と”経験”がでてくるものですが、
今回の録音でも利用した、アコースティックギターの代表的なマイクの位置、向きなどをご紹介しましょう。




こんな感じで録音しました。
エンドピン側に向かうにつれて、低音が増し、逆にネック側に向かうにつれて低音が薄れてきます。
(高音が強調されるわけではありません)
マイキングに正解などないのですが、このような位置だと程よくローが出て、ストローク時も音のバランスがいいように感じました。


いかがでしたでしょうか。
次回はドラムのレコーディングをしてみたいと思います。
できるだけ無加工で。どこまでいい音でレコーディングできるのか?をコンセプトに、お届けしたいと思います!