2014年3月9日日曜日

新しいPRSギターを導入しました!その3


みなさんこんにちは!
続いて、新しく入荷したPRS 408 Maple Topをご紹介いたします!

この「408」というギターはPRSというメーカーをご存知の方でもあまり聞いたことがないと思います
(305という名の別モデルは存在しますが)

何を隠そうこの408は2012年に発表されたばかりの新シリーズだからです!

Custom24との大きな違いは、コイルタップ機能、ピックアップの大きさ、種類でしょう。
フロントとリアのピックアップの大きさを変えて、音量バランスを整える工夫がなされています。

正直、外見はCustom24と見分けがつかない(汗)ですが出てくる音は全く違ってきます。



おおおお!出た!この美しい木目!


どうですこの色、素晴らしいカメレオン色ですね。
指板の色といい、なんか南国のヤシの木みたいですが早速レビューしてみましょう!(失礼^^;)

まず、コイルタップ機能が追加されていますね↓


このふたつのコイルタップスイッチを使って音色を使い分けます。
(コイルタップとは、シングルコイルとハムバッカーをスイッチによって切り替えることのできるシステムです)
フロント、リア別々にコイルタップができ、3wayスイッチをセンターにあわせコイルタップすると、シングルコイルのまま、リアとフロントをブレンドすることができるようになっています。

ポールリードスミス氏自ら、このギターの開発に携わったらしいのですが、なぜコイルタップスイッチをフロントとリアにひとつずつ搭載したのか。
その理由はですが、一般的にボリュームノブを引き込むタイプのものが多い中、別々に搭載されているのは非常に珍しいですね。


Mira同様、実際に弾いてみました!

TwinReverb(クリーン) NightTrain(歪み)

クリーンはもう、最高に澄み切っていますね。
一音一音のバランスが非常によく出力され、きわどいコードを鳴らしても全く干渉しません。

カッティングの音もバランスよく拾ってくれて、ブラッシングの音さえも気持ちいいです!
クリーンの音は本当にキレイで、リバーブ、ディレイを少しかけてずっと弾いていたくなりました。

さらにコイルタップ機能もありますので、

シングルコイルの透き通るアルペジオフレーズ
ハムバッカーの厚味のあるコードソロ
も十分に対応可能です。

ピックアップの開発にもポールリードスミス氏は関わっているらしいのですが
ピックアップを1から作り直し、更になかなかみられないコイルタップスイッチを別々に配置する。
素晴らしいほどに汎用性のあるクリーントーンを。
彼にはそんな考えがあったのでしょうか・・・、素晴らしいコンビネーションに驚愕してしまいました。
先ほどのが解けましたね。


歪みに関してですが、クリーントーンに比べると若干力を発揮しきれていない感じがしますが、
やはり新開発のピックアップ、音の分離は素晴らしいですね。
まだまだ研究の余地はありそうです!

いかがだったでしょうか。
ギター本来の価値は歪ませた時だけでなく、素の音も重要だということを改めて考えさせられるギターでした。

こちらの408 Maple Top、3月10日(月)からレンタル開始です!
もちろん1時間100円です。
是非、お試しください!



ちなみに出てくる音が無添加無加工すぎて、自分のへたくそなところも同時にばれるギターです(笑)